絵画ヒストリー

絵画表現手法のいろいろ

一口に絵画と言ってても様々な手法があります。ドローイング(線描)は自分の中にあるイメージを自由に描くものです。スケッチやデッサンは素描と訳され、見たものを正確に写し取る観察力が求められます。水彩画は水で溶ける絵の具で描かれた絵画で、にじみやぼかしの美しい表現が可能です。油彩画は油絵の具を油で溶いて、主にキャンバス上に描くヨーロッパ発の技法で、下に塗った色がうっすら表面上に現れるので、豊かな色調が表現できます。アクリル画は近年急速に発達した新しい方法で、アクリル樹脂が絵の具の中に入っており、水彩画と油彩画の両方の表現が可能です。水墨画はアジア発の技法で、墨が作る黒からグレーの色調の美しさが魅力的です。水彩画と同じくにじみやぼかしの表現に長けています。日本画は鉱物を材料にした岩絵の具を、和紙や絹本の上に描く技法で、にかわで絵の具を定着させます。この他にも、絵画には様々な種類と手法があり、版画を含めるとその表現の幅はもっと広がります。

絵画としての版画とその手法

絵画というと、油絵の具を使ってキャンバスの上に絵を描くことを想像する人が多いですが、版画も絵画技法の一つとされています。版画はその種類と手法が多岐にわたり、美術としてだけではなく、早くは印刷の分野で活躍してきました。ヨハネス・グーテンベルクによるルネサンス三大発明の一つ、活版印刷がその代表的な例です。グーテンベルク聖書といわれる、15世紀に初めて活版印刷を用いて作られた聖書は、文字だけではなくたいへん美しい挿絵と装飾がついており、版画と印刷技術が融合した芸術品です。版画の手法は大きく分けると4つあります。1つ目は出っ張った部分にインクをのせる、木版画が代表的な例である凸版画です。次に、へこんだ部分にインクを残し圧力をかけて刷る凹版画。水と油が反発する性質を利用した平板画は、印刷の分野ではオフセット印刷として一般的に知られています。最後はシルクスクリーンに代表される孔版画です。それ以外にも、版画として刷られた作品の上から加筆する絵画作品もあります。

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2017/11/30 更新


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『絵画 手法』 最新ツイート

@ryumantis

油画の合評にほとんど油彩使ってないし、まさかの半立体を持ち込んだので、戸惑いはされたものの、「キャンバスの四角い枠の意味、キャンバスを貼る行為の意図を考えさせられるし、絵画とはなにかを問うてる。」等のコメントをいただき、思いの外反… https://t.co/19CLxFJgGS

6時間前 - 2018年05月21日


@night__sky_

壁に絵画をかけて道を隠す手法の床バージョンってありませんかね?

9時間前 - 2018年05月21日


@K_awoino

ぎゃらりぃあと『有毒少年少女』観てきた。自然毒や劇物からの着想、毒を感じる表情やシチュエーションといった“毒”からの発想…それぞれテーマの捉え方や形にする手法が一癖あって面白く、短編集や設定集を読んでいる気持ちになった…!重さを感… https://t.co/2OTkOp1l3S

10時間前 - 2018年05月21日