絵画ヒストリー

絵画の修復前後に必要なこと

この世の中にあるすべてのものには寿命があります。それは絵画も例外ではありません。ですが、何百年も前に描かれたものが現在でも残っているのは、正しい知識と確かな技術を持った人たちの手によって、修復を繰り返してきたおかげなのです。その前に、いくつかやっておかなければならないことがあります。その一つが、修復する前のオリジナルの状態を撮影しておくことです。今はデジタル化が進んでいるので、パソコンに取り込むことで、傷やヒビ割れ、欠け、あるいはカビなどをより鮮明に確認することができ、効率が上がりました。次に絵画の調査です。使っても良い溶剤や接着剤、その他にもさまざまな材料や方法は、絵画が生み出した作者や技法や年代によっても変わってくるのです。そして修復が終わったからといって、それで終わりではなく、作品がこの後、どういった環境に置かれるのかによって、処理や加工を施し、さらに保存箱などを作成する必要があるのです。

絵画の修復手順について

通常、絵画には寿命というものがあります。油絵ですと300年から500年程度と言われ、それ以上になりますと維持自体が難しくなります。そのため、長期保存を目的とする絵画には修復の作業が必要となります。そのような作業を行うことによって、世界の名画が現在にも残ることを可能としています。では、絵画を長期保存するための修復方法について説明していきます。まずは、洗いという作業から行いますが、この作業は簡単に言いますと、表面のほこりや汚れなどを落とすことをします。その後には、仮引き用のニスを塗ることによって表面のコーティングをしてから、仕上げ用のニスを塗って洗い作業は完了となります。そして、修復の作業となりますが、作業は事前に前の作品の状態の写真を用意しておきます。行われる作業は補強や裏打ち、洗浄などを行い、これらが全て終わりますとマット加工やフレーム処理が行われます。以上が作業と内容となりますが、業者によって洗いの方法が若干異なります。

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Last update:2017/3/27


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『絵画 修復』 最新ツイート

@omasarubanana

10年は日本で修行して、英語も習得して、結婚して、猫飼って、30代はロンドンで修復に携わって、40までに絶対ひとりだちして、世界中を回って音楽を楽しみながら酒飲んで修復して、たくさんの絵画を見てデザインにも力を入れて、50代からは画家さんと共同で作品を作って、家具にも力を入れたい

4時間前 - 2018年05月21日


@j8mu

芸術カテゴリーの絵画の分野で“技法”と“技術”を理詰めの勉強をして腕を磨いてもあまり大成しないイメージがある(なんていうか、最終的に“感性”にひっくり返されるといか) 職人になるなら“技法”と“技術”がめちゃめちゃ重要だけど(建築とか絵画修復とかデザイナーとか)

18時間前 - 2018年05月21日


@KNM2002

遠山記念館「コレクション名品選1 黒田清輝『裸婦習作』と近代絵画」。黒田21か22歳の習作。修復後初公開。美術史的な価値はともかく、特に良い絵とは思えず。私は上村松園や菱田春草、橋本雅邦など近代日本画を楽しみました。画像は黒田、松… https://t.co/QQ4UjA0opH

1日前 - 2018年05月20日